2015年7月13日月曜日

なぜか爽快さすらあった 太宰治 人間失格

太宰治と聞けば自殺が頭に浮かび、何となく線の細い神経質そうに(あるいは歯でも痛いのか)頬杖をついた写真がもろイメージです。
Dazai Osamu.jpg
"Dazai Osamu" by Tamura Shigeru (田村茂) - http://www.jiten.com/index.php?itemid=4008. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

読んだ作品といえば教科書に載っていた走れメロス富嶽百景の一部ぐらい。
太宰の作品は著作権切れで青空文庫に公開されています。 Amazon からも無料でポチッと Kindle にダウンロード。
人間失格
人間失格
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(2012-09-27)
読んでいると、自殺未遂や、どうしようもない自堕落な生活の生々しさに、これは太宰治の自伝か?と引き込まれていく。
まわりと自分を不幸にしながら進む物語に、モヤモヤと不安感と焦燥感を感じます。主人公は狂人として扱われるのですが、なんだか太宰治ぽいなあと。もちろん太宰はそんな病院に入れられたりはしないのだけど…

不思議なことに読後感は悪くなく、逆に突き抜けた爽快さすら感じました。この気持ちをどう表せばよいのか、私の文才では無理なようです。

他の作品も読んでみよう。

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