2017年2月19日日曜日

藤子・F・不二雄「タイムマシンは絶対に」の謎

漫画家藤子・F・不二雄先生の短編集に、「タイムマシンは絶対に」というお話があります。
ストーリーを簡単に紹介します。
ある科学者が仕事もやめてタイムマシンの制作に没頭していた。以前の同僚はそんなものは作れないから仕事に戻れと説得するが、実は過去を映し出すタイムテレビを発明できのだと、同僚に見せるため昨夜の我が家を映そうとした。実は科学者の妻と同僚は不倫していて、不倫の発覚を恐れた同僚に殺されタイムマシンも闇に葬られる。
言葉の説明よりもこちらを見ていただいたほうが良いですね。はい。
F先生の短編はどれも面白く楽しみました。この漫画も面白いのですが、謎があるのです。
それは、タイムテレビの部屋へ同僚と妻を連れて行くところで、侵入者が逃げていきます。あの侵入者は何なのだ?というのがずっと気になっていました。伏線にしては回収されていない。どうでも良いこととしては1ページ割いている。何の意味があるのだろう・・・
改めてネットを調べると、腑に落ちる説明を見つけたのでここでメモしておきます。
前フリで「そういう組織の暗躍があるのだな」と読者に印象づけておいて、
オチで「実はそんな大層なものじゃなくて不倫の証拠隠しでした」という
ギャップが肝なんだが。この短篇は陰謀サスペンスじゃなくて小噺なんだよ。
F先生の作風ってこうでしょ?「ガ壱号」も「倍速」も「老雄大いに語る」も。 
 こちらの2chページの448の発言になります。その後も幾つか説が流れていますが、概ね同様の解釈ですね。
ささやかな疑問がすっと消えました。

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